moe shimada
composer



works
2024
・薄荷 あるいはオドリコソウ属/Contrabass and piano ⚑



2023
・三つ折り/2Pianos ⚑
・温室/Flute and piano ⚑


2022
・416109/Bass clarinet and piano ⚑
・Lux aeterna/mixed voices
・野の夜/bariton and basson ⚑
・偏在/alto sax.,trombone and piano

2021
・いえないことば/Children's song
・ぼうしさん/Children's song
・If that's all right/piano solo  ⚑
・おちゃらかほいへんげ/2trumpets,horn,trombone and tuba

2020
・襷(橘学苑高等学校音楽祭)/mixed voices and piano
・存在-RECONSTRUCTION(2020)-/Alto sax., trombone and piano

2019
・この風を君とみなす/flute,clarinet and snare drum ⚑

2018
・色えんぴつ(橘学苑高等学校音楽祭)/mixed voices and piano
・COMMUNICATIONS/piano 4hands
・for T/clarinet and piano ⚑
・花の図鑑/quintet for woodwind ⚑

2017
・tout commonce ici/orchestra ⚑
・化ける(橘学苑高等学校音楽祭)/mixed voices and piano
・sync/clarinet quartet ⚑
・朝に/female voiced and piano  ⚑
・存在/Alto sax,Tenor sax and piano  ⚑
・音攻6期のうた/female voices and piano  ⚑

2016
・点はイエロー、線はブルー/string orchestra ⚑
・満ちる/organ ⚑
・花火(橘学苑高等学校音楽祭)/mixed voices and piano
・1/1000/string quintet ⚑
・眼鏡越しにみるカール/two flutes

2015
・女声合唱とピアノのための組曲「空の青さをみつめていると」/female voices and piano
・清潔で、とても明るいところ/two clarinets ⚑

2014
・夜行/ob,fg and piano ⚑
・Sonata/violin and piano


concert

2022.7.16
野の夜 再演
(令和4年度奏楽堂日本歌曲コンクール 入賞記念コンサート@旧東京音楽学校奏楽堂)

2019.9.16
この風を君とみなす 初演
(陸上自衛隊第14音楽隊 第11回室内楽演奏会@ハイスタッフホール 小ホール)

2018.3.15
花の図鑑 初演
(LA AMYS SPRING!CONCERT!2018!@五反田文化センター 音楽ホール)

2018.3.8
for T 初演
(近藤ゼミ ファイナルコンサート@シルバーマウンテン)

2018.1.15
tout commonce ici 初演
(洗足学園音楽大学作曲コース作品発表演奏会@前田ホール)

2017.10.21
sync 初演
(極 デビューコンサート@立川市女性総合センター アイムホール)

2017.8.30
存在 再演
(洗足学園音楽大学作曲コース作品発表演奏会in summer@シルバーマウンテン)

2017.1.16
点はイエロー、線はブルー 初演
(洗足学園音楽大学作曲コース作品発表演奏会@前田ホール)

2017.1.16
満ちる 初演

  _

  今年の6月のはじめに夜の海を見に行った。
  くもりだったせいもあり空は灰色に霞んでおり、
  海を挟んだ砂浜と空は区別がなく、
  不思議な感覚に陥ったのをよく覚えている。
  遠くの灯台からの光は、規則があるかないかわからぬ間隔で海に溶け、
  後ろを振り返ると正しく並んだ街の灯りが見えた。

  6月のはじめというのは、ちょうど今作に取り組んでいた頃であった。
  そのため、わたしは無意識にこの日の光景を作品に反映させたかもしれない。
  それは主に選んだ音色や、
  「一つの音が発展しそれがまた一つの音に戻る」という作品のコンセプトに
  あらわれているように思う。
  ただ、あくまでもこれは制作後作品を俯瞰して感じたことであって、
  制作中はこのようなことを意識して取り組んだわけではないので
  みなさんには好きなように聴いていただきたい。
  最後に作品の構造について述べる。
  「満ちる」は最近のわたしの好みである
  「まず無数の点が置かれ、それが線になってゆく」
  という展開の仕方をしている。
  この作品で”点”は、手鍵盤、足鍵盤、ストップから大きさや質を変えて現れ、
  トーンクラスターの太い線へと繋がってゆく。

  -初演時のプログラムノートより-



(洗足学園音楽大学作曲コース作品発表演奏会@前田ホール)

2017.8.27
朝に 初演
(Fiorire concert第5回@かなっくホール)

2017.4.15
1/1000 再演
(東京国際芸術協会 第21回TIAA全日本作曲家コンクール受賞者演奏会@ムーブ町屋)


profile

島田 萌(しまだ もえ)

神奈川県出身。作曲を久行敏彦氏に師事。
神奈川県立弥栄高等学校芸術科音楽専攻を卒業。
第21回TIAA全日本作曲家コンクール合唱部門及び室内楽部門において各々奨励賞を受賞。
洗足学園音楽大学音楽学部作曲コースを首席で卒業。同学の年度最優秀生として表彰される。
2022年奏楽堂日本歌曲コンクール第28回作曲部門において第三位を受賞。




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